ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引とは?

ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引とは

2018/08/08

ビットコイン(bitcoin)の取引には、大きくわけて2つの取引方法があります。1つは「現物取引」、そしてもう1つが「証拠金を用いたレバレッジ取引」です。現物取引は実際に物を買うのと同じ感覚で、取引所や販売所で自己保有の資金と引き換えにビットコイン(bitcoin)を購入する取引方法を指しています。では、もう一方のレバレッジ取引とはどんな取引なのでしょうか。今回はビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引について解説します。

ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引とは?

レバレッジという言葉は一般的に株式や外国為替取引などで頻繁に利用される言葉ですが、ビットコイン(bitcoin)などの暗号資産取引にもその仕組が応用されているものがあります。

ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引には3つの種類がある

ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引には3つの種類があります。その3つとは、FX、信用取引、先物取引の3つです。まずはこの3つの取引方法について詳しくご説明します。

ビットコイン(bitcoin)のFX

FXは本来、外国為替取引を意味しますが、ビットコイン(bitcoin)におけるFXは「差金決済」のことを意味しています。例えば、あなたが証拠金として100万円を預け入れたとすると、その証拠金に取引所内で定められた倍率を掛けた金額の範囲内で取引を行うことができます。仮に倍率が5倍だった場合、500万円までの取引が可能です。その500万円の範囲内で取引を行うのですが、その取引では証拠金を除いた400万円を借りて取引を行うわけではなく、運用から発生した利益と損失の差額(差金)のみの支払いが行われます。そのため、FXの取引を行っても、あなたの取引所アカウントにビットコイン(bitcoin)が反映されたり、そこからあなたのウォレットにビットコイン(bitcoin)を送金したりすることは出来ません。

ビットコイン(bitcoin)の信用取引

信用取引は、一般的に株式投資でよく聞かれる取引方法です。信用取引とは取引する人への信用に基づいて取引所から資金を借り、自身が持っている資金を超える金額で取引を行うことができる仕組みです。信用というととても漠然としたものに思えますが、基準となるのは証拠金の金額です。取引所に預け入れる証拠金の金額や、通貨毎に定められる証拠金率によって、取引できる金額が変わります。取引所から融資を受けるので、返済の期限があることや、手数料が高くなることなどが特徴として挙げられます。

ビットコイン(bitcoin)の先物取引

先物取引とは、未来の取引について今約束をするという取引のことです。例えば「◯月◯日にビットコイン(bitcoin)を1BTC買います」といったものです。ここでポイントとなるのは、先物取引の購入価格は実際に購入する時の価格ではなく、購入の約束をした時の価格で行われるということです。よって、購入の約束をしたときよりも実際の価格が上がっていれば、その差額分安く買えることになるので利益が出ることになりますが、一方で価格が下落してれば、その差額分の損失がでることになります。

ビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引の倍率は最大何倍まで?

レバレッジ取引には、預け入れる証拠金に対して、何倍までの資金を運用できるのかという倍率が取引の種類や取引所毎に定められています。また取引所によっては扱っていないサービスもあるので、取扱内容については各取引所に確認が必要です。Zaifでは信用取引とFXを扱っており、信用取引では証拠金の4倍、FXでは証拠金の4倍まで取引が可能になっています。(2020年3月現在)

ビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引のメリットとデメリット

では、これらのビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引にはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?

ビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引のメリット

ハイリターン

メリット① ハイリターン

ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引では、証拠金の何倍もの資金を利用して取引を行うことが出来ます。そのため、取引がうまくいった時には、自己資金だけで取引をするよりも、大きなリターンを得ることができるのです。

メリット② 価格が下がってもリターンを狙える

信用取引の1つの手法として、「信用売」というものがあります。これは取引所ビットコイン(bitcoin)の現物を借り、それを売るという方法です。もちろん借りたビットコイン(bitcoin)は返す必要がありますので、どこかで買い戻さなければなりません。ビットコイン(bitcoin)を借りて売った時の価格と、ビットコイン(bitcoin)を返すために買い戻した時の差額が損益になるという取引です。利益を得るには、ビットコイン(bitcoin)を売ったときよりも買い戻す時の価格が安くなる必要があるので、ビットコイン(bitcoin)の価格が下がっている局面でリターンが得られることになります。現物取引の場合だと、まずは自分でビットコイン(bitcoin)を購入し、価格が上がるのを待って売るという形になりますから、ビットコイン(bitcoin)の価格が下がっているときにはリターンを得ることはできません。そこでこの信用売を並行して行うことで、ビットコイン(bitcoin)の価格が上がるときも下がるときもリターンを得ることができるようになるのです。

ビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引のデメリット

デメリット① ハイリスク

メリットにあったハイリターンの裏返しがこのハイリスクです。扱う資金の額が大きくなるということは、価格変動の影響をより大きく受けるということなので、例えば予想と違う方向に価格が動いてしまった場合は被る損失も大きくなってしまいます。

デメリット② 現物取引に比べて手数料が高い

ビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引を行う場合、取引手数料以外にもレバレッジに関する手数料を支払う事がほとんどです。例えばZaifでは、信用取引もFXも取引手数料は無料なのですが、信用取引の場合は借り入れ手数料が0.039%/日、利益手数料が1決済あたり0.7%かかり、FXでは日次手数料が0.039%/日、スワップ手数料が最大で±0.375%発生することになります。現物取引では必要ない手数料がレバレッジ取引では必要になるということを覚えておいたほうが良いでしょう。

ビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引のやり方とは?

では、ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引を始めるためにはどうすれば良いのでしょうか。大前提として、ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引を取り扱っている取引所に、自身のアカウントを作成することが必要です。取引所のアカウント開設については、それぞれの取引所によって手順や必要書類に違いがありますので、各取引所のホームページなどで確認してください。
アカウントの開設ができたら、次は証拠金を取引所のアカウントに入金します。入金方法は銀行振込が一般的ですが、その他にもコンビニ支払いなどいくつか方法があります。取引所指定の方法で、ご自身が一番使いやすいものを選んで、証拠金をご自身のアカウントに入金しましょう。ここまでで準備は完了。あとはそれぞれの取引所が用意している取引ツールを使用して取引を行うだけです。

ビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引の注意点

注意点① 取引所選び

先述したとおり、ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引を始めるには、サービスを取り扱っている取引所のアカウントが必要です。取引所によって扱っているレバレッジ取引の内容が違いますので、必ず自分が行いたい取引を提供している取引所のアカウントを開設しておきましょう。また、レバレッジ取引にかかる手数料も取引所によって異なります。レバレッジ取引の中には日毎に手数料が発生するものもあるので、この料率が違うと、得られるリターンも少なからず変わります。取引ツールの使いやすさなども含めて、ご自身にあった取引所を探して取引を行うことをおすすめします。

注意点② ロスカット

ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引、特にFXでよく聞かれるのが「ロスカット」です。ロスカットとは、自身が行っている取引による損失が大きくなった時に発動し、強制的に取引を終了させることで、損失額がそれ以上大きくならないようにする仕組みのことです。証拠金維持率が一定の%以下になった時に発動するようになっています。最も極端な例は、証拠金が0になってしまう場合です。今回は証拠金を10万円、レバレッジ10倍でビットコイン(bitcoin)FXを始めた場合を想定します。例えば1BTCが100万円のときに、100万円の買い注文をしたとします。証拠金10万円でレバレッジが10倍なので、ちょうど1BTC分を買うという注文が成立します。しかし、その後ビットコインの価格が下がり、1BTCが90万円まで下がってしまうと、損失が10万円になり、証拠金からマイナスされ、ちょうど証拠金が0になってしまいます。このタイミングでロスカットが発動し、この取引は強制的に終了になるのです。ロスカットが発動する証拠金維持率の%は取引所によって様々ですが、Zaifでは30%を下回った時点でロスカットが行われます。また取引所によっては追加証拠金を(追証)を支払うことで取引を継続出来ることもありますが、Zaifはこの追証を行わないので、口座残高以上の負担が発生することありません。

レバレッジなし(1倍設定)でも取引できる

ここまでを見てくると、ビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引はハイリスクハイリターンでなかなか難しいと思う方も多いと思います。しかし、レバレッジ取引といいながら、実はレバレッジの倍率を無し(1倍)にしておこなうことも可能です。「それだと現物取引と変わらないのでは?」と思う方も多いかもしれません。しかし、1倍設定でも現物取引とレバレッジ取引では大きく異なります。一番の違いはメリットの②でも挙げた「価格が下がってもリターンを狙える」という点です。例えばビットコイン(bitcoin)FXは先述したとおり差金決済です。よって、買いからだけではなく、売りからも始めることが可能です。よって信用売と同じようにビットコイン(bitcoin)価格が下る局面でもリターンを狙うことができるというメリットがあるのです。

海外取引所のビットコイン(bitcoin)レバレッジ取引

日本の取引所でも海外の取引所でも、取引の仕組み自体は大きく変わることはありません。ただし、大きな違いが2つあります。まず1つは取扱通貨の数です。世界には1,500種類を超える暗号資産が存在するといわれていますが、国内の取引所で取り扱っているのはほんの数種類です。しかし、海外の取引所では100種類を超えるような通貨を取り扱っている取引所もあります。もう1つの違いがレバレッジの倍率です。国内の取引所では25倍程度が最大のレバレッジ倍率ですが、海外にはなんと100倍というレバレッジ倍率で取引ができる取引所もあります。リスクも大きくなるので注意が必要ですが、取引が上手くいったときにはとても大きなリターンが得られるというメリットもあります。

まとめ

レバレッジ取引

ここまでビットコイン(bitcoin)のレバレッジ取引についてご説明してきました。現物取引と比較すると、ずいぶん色々な違いがあることがご理解いただけたかと思います。ご自身の取引スタイルに合わせて活用するにはとても便利な方法です。一方で、レバレッジ倍率によってハイリターンの可能性があるものの、背負うリスクも大きくなります。場合によってはロスカットの危険性もありますので、もし挑戦される場合はあくまでもご自身の取り組める範囲内、責任を負える範囲内で行うことをおすすめします。