「新NISA」おすすめ銘柄・証券会社を紹介!初心者向け選び方も解説【2024年】

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2024年1月にスタートした「新NISA」。
制度刷新を受けて、新NISAの口座開設を検討している人も多いのではないでしょうか。

本記事では、新NISAで利用するネット証券会社・投資する商品の選び方、新NISAにおすすめのネット証券会社新NISAにおすすめの銘柄、成長投資枠とつみたて投資枠について、新NISAが始まる前に準備することなどをわかりやすく紹介・解説します。

ぜひ、新NISAの口座開設先・投資商品を選定する際の参考にしてみてください。

「新NISA」
おすすめネット証券会社6選
スクロールできます
楽天証券SBI証券松井証券マネックス証券auカブコム証券GMOクリック証券
楽天証券SBI証券松井証券マネックス証券auカブコム証券GMOクリック証券-logo
ポイント投資で
さまざまな投資に
チャレンジできる!
クレカ積立の
ポイント還元率が

「最大5.0%」!
初心者も安心!
サポート体制が
手厚い
マネックスポイント
の使い道が「多彩」
au通信契約者は
特典がいっぱい!
取引ツールが
高機能かつ
使いやすい
無料口座開設
はこちら
無料口座開設
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無料口座開設
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無料口座開設
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詳しい解説
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詳しい解説
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詳しい解説
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詳しい解説
はこちら
楽天証券-NISA

\積立しながら楽天ポイントが
貯まる!/

目次

「新NISA」におすすめ
ネット証券会社6選|比較表

スクロールできます
楽天証券SBI証券松井証券マネックス証券auカブコム証券GMOクリック証券
楽天証券SBI証券松井証券マネックス証券auカブコム証券GMOクリック証券-logo
解説はこちら解説はこちら解説はこちら解説はこちら解説はこちら解説はこちら
投資信託
取扱商品数
2,556本2,600本1,761本1,607本1,702本 約130本
投資信託の
最低取引額
100円~
現行
つみたて
NISA対象
商品
204本210本212本199本207本記載なし
積立頻度毎日
毎月
毎日
毎週
毎月
毎日
毎週
毎月
毎日
毎月
毎月
取引手数料無料
クレカ積立
対応
クレジット
カード
楽天カード三井住友カードマネックスカードau PAYカード
投資信託の
保有による
ポイント
還元率
毎月末時点の
投資信託の
保有残高が、
はじめて基準残高に
到達した場合
0.10%~0.25%月間平均保有金額
×
【(信託報酬率 – 0.3%)

×
ポイント増量分110%】

×
1/12
通常:0.08%

指定銘柄:0.03%

指定銘柄:0%
最大0.24%
クレカ積立の
ポイント
還元率
決済額の
0.5%~1.0%
0.5%~5.0%1.1%1.0%
ポイントの
種類
楽天ポイントTポイント
Pontaポイント
dポイント
JALのマイル
Vポイント
松井証券ポイントマネックスポイントPontaポイント
取引
ツール
かんたん
積立アプリ
松井証券 
投信アプリ
松井証券
日本株アプリ
SNS型投資アプリ
「ferci(フェルシー)」
auカブコム証券
アプリ
GMOクリック 株
スーパーはっちゅう君
おすすめ
ポイント
ポイント投資
対象品が豊富!
総合金融サービスOlive手厚いサポート、
安心した取引環境、
投資のアイデアを提供!
ポイントの使い道が
「多彩」!
NISA割®取引コストが安い!
FX・CFD取引も
キャンペーンNISAデビュー応援
キャンペーン
もれなく2,000ポイント

もらえる
NISAはSBIでGO!
最大2,350円相当の

特典がもらえる
NISA応援キャンペーン
最大2,000ポイント

もらえる!
NISAの株式手数料が
恒久的に無料!
NISAデビュー応援
2,000Pontaポイント
プレゼント!
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2024年1月9日

「新NISA」
おすすめネット証券会社6選|特徴

楽天証券|NISA口座数がNO.1

楽天証券
スクロールできます
総合口座数投資信託
取扱数
現行つみたて
NISA対象商品
海外株式
ETF
単元未満株
取引
取引
手数料
クレカ積立
対応
クレジットカード
投資信託
保有による
ポイント還元率
クレカ積立
ポイント還元率
ポイントの
種類
取引ツール
924.3万口座
※2023年6月末時点
2,556本204本米国
中国
アセアン株式
かぶミニ®無料楽天カード毎月末時点の
投資信託の
保有残高が、
はじめて基準残高に

到達した場合
0.5%〜1.0%楽天ポイントiSPEED for
iPhone/Android

楽天証券のおすすめポイント

  • ポイント投資対象のファンドが多い
    現金を使わず投資に挑戦!
  • つみたてNISAの積立代金を
    「楽天ポイント」で支払い可能
  • 楽天カードで楽天キャッシュを
    チャージすると楽天ポイントが「0.5%」還元

楽天証券では、米国・中国株式以外に、アセアン主要4市場の株式に投資できます。

新NISA対象の商品もあるため、新興国ファンドに挑戦したいと考えている人におすすめです。米国・中国・シンガポールETFの買付手数料が全額キャッシュバックとなっているため、取引コストが抑えられます。

また、新NISAを利用すると楽天ポイントが還元されます。併用して利用できる楽天グループのサービスもあるため、効率よくポイントが貯められます。

さらに、楽天証券のポイント投資は対象としている商品が豊富です。新NISAで取り扱いのない商品や気になっている商品に投資するチャンスなのではないでしょうか。

以下がポイント投資の対象品です。

  1. 投資信託
  2. 国内株式(現物)
  3. 米国株式(現物・円貨)
  4. バイナリーオプション

楽天証券では、楽天カードのクレカ積立が新NISAに利用できます。ポイント還元の対象であるため、新NISAを利用しながらポイントを貯めることができます。

スクロールできます
楽天カード楽天ゴールドカード楽天プレミアムカード
クレカ積立
還元率

代行手数料が
年率0.4%未満

のファンド
0.5%0.75%1%
クレカ積立
還元率

代行手数料が
年率0.4%以上
のファンド
1%
年会費無料2,200円11,000円

米国株取引手数料
無料プログラム開催中!

今なら最大2ヵ月間取引手数料無料/

SBI証券|外国株式9カ国取り扱い

SBI証券
スクロールできます
総合口座数投資信託
取扱数
現行つみた
NISA対象商品
海外株式
ETF
単元未満株
取引
取引
手数料
クレカ積立対応
クレジット
カード
投資信託
保有による
ポイント還元率
クレカ積立
ポイント還元率
ポイントの
種類
取引ツール
1,046.5万口座
※2023年6月末時点
2,600本210本米国株式

中国株式

韓国株式

ロシア株式

シンガポール株式
など
S株【国内株式・投資信託】
買付・売却
手数料無料


【海外株式】

海外ETFの
買付手数料無料
三井住友
カード
0.10%~0.25%0.5%~5.0%Tポイント
Pontaポイント
dポイント
JALのマイル
Vポイント
かんたん
積立アプリ

SBI証券のおすすめポイント

  • 主要ネット証券最多の
    9ヵ国の外国株式の取り扱い
  • クレカ積立のポイント還元率が
    最大5.0%
  • NISA対象のアプリ
    「かんたん積立アプリ」

SBI証券では、9カ国の外国株式を取り扱っています。NISA口座でも買い付けができるため、新興国ファンドに挑戦したいと考えている人におすすめの証券会社です。また、NISA口座では米国・中国・韓国のETFの買付手数料が無料となっているため、取引コストの観点からも魅力的なのではないでしょうか。

さらに、SBI証券の新NISAを利用すると、投資信託を保有するだけでポイントが還元される「投信マイレージ」というサービスが利用できます。

  • 5種類の中から好きな特典が選べる
  • 三井住友カードでクレカ積立を
    行うとVポイントも貯まる
  • 一部のポイントは「ポイント投資」
    に使える

SBI証券の「ポイント投資」は、新NISAで貯まったPontaポイントまたはTポイントを「1ポイント=1円」として買付額の全額または一部に使えます。

「NISA以外でも投資に興味があるけど現金の投資はまだ早いかも…」と、不安な初心者にとっては、うってつけのサービスなのではないでしょうか。

SBI証券は三井住友カードとタイアップしており、新NISAにも利用できます。以下のように、クレジットカードの種類でポイント還元率や年会費、カードの特典なども異なります。

スクロールできます
Olive
フレキシブルペイ
Oliveフレキシブルペイ
ゴールド
Oliveフレキシブルペイ
プラチナプリファード
クレカ積立
還元率
0.5%1.0%5.0%
最低
積立額
100円以上1円単位
年会費無料5,500円(税込)
※年間100万円以上利用で
翌年以降の年会費無料
33,000円(税込)
ポイントの
種類
Vポイント
買付日毎月1日
対象口座特定口座、一般口座、
NISA、つみたてNISA
※ジュニアNISA口座
(特定・一般預り含む)は対象外

SBI証券は、新NISAに対応している投信積立のアプリ「かんたん積立 アプリ」を提供しています。スマホ1つで取引以外にも収益や損益状況の確認、ファンドの組み合わせ診断などとサポートや機能が充実しています。

  • クレカ積立にも対応!
  • ホーム画面でファンドの損益や
    残高推移が確認できる
  • 「積立スタイル診断」で自分の運用
    スタイルに合ったファンドを提案して
    くれる!
  • WEBサイトで始めた投信積立の
    設定変更・管理ができる

さらに、SBI証券ではNISA対象のキャンペーンを多数行っています。直近で開始されたキャンペーンを紹介します。内容・詳細は以下のとおりです。

スクロールできます
キャンペーン名「NISAはSBIでGO!キャンペーン」
特典口座開設してクイズに正解すると
もれなく2,000円贈呈
※NISA口座を他社から
SBI証券に変更した方も対象です。
参加方法①総合口座およびNISA口座の開設
②クイズに全問正解
③ログイン後、エントリー

達成した方の総合口座に
2,000円を入金
(2024年3月末予定)

NISA限定キャンペーン!/

3つのキャンペーンで
最大2,350円相当の特典がもらえる!

松井証券|専門スタッフに電話で相談できる

松井証券
スクロールできます
総合口座数投資信託
取扱数
現行つみたて
NISA対象商品
海外株式
ETF
単元未満株
取引
取引
手数料
クレカ積立対応
クレジット
カード
投資信託
保有による
ポイント還元率
クレカ積立
ポイント還元率
ポイントの
種類
取引ツール
1,46.7万口座
※2023年6月末時点
1,761本212本米国単元未満株無料月間平均保有金額×
【(信託報酬率 – 0.3%) ×
ポイント増量分110%】×
1/12
松井証券
ポイント
松井証券
投信アプリ


松井証券
日本株アプリ

松井証券のおすすめポイント

  • 信託報酬の一部がポイント
    もしくは現金で還元される
  • ポイントの使い道が豊富!
  • 電話・チャットの手厚いサポート!
    初心者も安心できる取引環境を
    提供!

松井証券では、対象の投資信託を保有することによって松井証券ポイント or 現金を受け取ることができます。新NISAの対象商品も本サービスに対応しているため、新NISAを利用しながらポイントが貯めることができます。

松井証券ポイントは、PayPayポイント・dポイント・Amazonギフトカード、3,000種類以上の商品との交換ができます。また、投資信託の買付にも利用できます。普段使っているポイントに交換したり、ポイントを使わない人は好きな商品と交換ができるので、誰もが利用しやすいポイントとなっているのではないでしょうか。

また、松井証券のポイント投資は「自動積立」設定をすると、貯まった全てのポイントで月1回自動で投資信託の買付を行ってくれます。最大のメリットとしては、買付がすべて自動で行われるためポイントの失効を心配する必要がないことです。

ポイント投資の対象商品は以下の3つです。

  • ひふみプラ
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

さらに、松井証券は「2023年 オリコン顧客満足度®ランキング」のネット証券初心者部門で第1位、「HDI-Japan(ヘルプデスク協会)主催 2022年度問合せ窓口格付け(証券業界)」で最高評価を12年連続で獲得しています。

電話やチャットでのサポート・安心できる取引環境が備わっており、取扱商品や画面操作の説明など、投資初心者の不安に対応したサポートサービスが提供されています。

NISA応援キャンペーン!
\新規口座開設+クイズに正解すると
最大2,000ポイントもらえる!/

マネックス証券|クレカ積立還元率NO.1

マネックス証券
スクロールできます
総合口座数投資信託
取扱数
現行つみたて
NISA対象商品
海外株式
ETF
単元未満株
取引
取引
手数料
クレカ積立対応
クレジット
カード
投資信託
保有による
ポイント還元率
クレカ積立
ポイント還元率
ポイントの
種類
取引ツール
2,23.58万口座
※2023年9月時点
1,607本199本米国

中国
ワン株無料マネックス
カード
通常:0.08%
指定銘柄:0.03
1.1%マネックス
ポイント
SNS型投資アプリ
「ferci(フェルシー)」

マネックス証券のおすすめポイント

  • マネックスポイントは
    使い道がたくさん!
  • 取引に便利なアプリ・ツールが充実
  • マネックスカードのクレカ積立の
    ポイント還元率が「一律1.1%」!

マネックス証券で投資信託を購入すると、毎月マネックスポイントが還元されます。新NISA対象の投資信託も還元対象となっています。ポイントの還元率は銘柄によって異なるので、ポイントサービスを重視する人は、獲得条件と投資したい銘柄を照らし合わせながら選定しましょう。

投信保有ポイントの概要は以下のとおりです。

ポイント還元の対象計測日時点において、
投信保有ポイント対象である
投資信託を保有している人
対象商品国内株式型投資信託
外貨建てMMF
外国籍投資信託
付与率(年率)通常:0.08%
当社指定銘柄:0.03%
取得対象となる残高月中の平均保有残高(評価額)
ポイント付与日月末最終営業日の翌日

また、マネックスポイントの使い方は以下のとおりです。

  • 投資信託の買付:国内公募株式型投資信託が対象。NISA口座(つみたてNISAを除く)で購入することも可能
  • 他社ポイントサービスに交換する
dポイント1 マネックスポイント
=1 dポイント
Amazonギフト券1 マネックスポイント
=Amazonギフト券1円相当
Tポイント50 マネックスポイント
=50 Tポイント
Pontaポイント1 マネックスポイント
=1 Pontaポイント
nanacoポイント50 マネックスポイント
=50 nanacoポイント
WAONポイント100 マネックスポイント
=100 WAONポイント
ANAのマイル1,000 マネックスポイント
=250マイル
JALのマイル1,000 マネックスポイント
=250マイル
  • 株式手数料に充当:株式売買手数料に「1ポイント=1円」として充当
  • 暗号資産(仮想通貨)に交換:200マネックスポイントから各種暗号資産とリアルタイムで交換
  • 投資信託の買付:「1マネックスポイント=1円」として、投資信託の買付代金の全額または一部に利用

さらに、マネックスカードを利用して新NISAのクレカ積立ができます。マネックスカードは、初年度年会費無料で還元率が「1.1%」と高還元です。翌年以降は、年間に1回以上の利用があれば年会費が無料になります。また、ショッピング等にマネックスカードを利用すると、100円につき1ポイント貯まります。

NISA限定!

\国内株式・外国株式の
手数料が恒久的に無料!/

auカブコム証券|auマネ活プランで始めるとおトク

auカブコム証券
スクロールできます
総合口座数投資信託
取扱数
現行つみたて
NISA対象商品
海外株式
ETF
単元未満株
取引
取引
手数料
クレカ積立対応
クレジット
カード
投資信託
保有による
ポイント還元率
クレカ積立
ポイント還元率
ポイントの
種類
取引ツール
1,60.5万口座
※2023年9月時点
1,702本207本米国プチ株無料au PAY
カード
最大0.24%1.0%Pontaポイントauカブコム証券
アプリ

auカブコム証券のおすすめポイント

  • NISA割®︎:
    1日定額手数料が最大5%割引!
  • プチ株:
    上場株式の単元未満株を売買できる
  • auの通信契約者は
    ポイント還元が2倍にアップ!

auカブコム証券の新NISA最大の特徴は、「NISA割®」です。NISA口座を持っている人は、以下のいずれかの手数料が最大5%割引されるサービスです。割引率は、毎年初のNISA口座の継続をもってアップします。

ワンショット手数料国内現物株式手数料
1日定額手数料国内現物株式手数料

国内信用取引手数料

また、au カブコム証券の新NISAは、「auの投資信託ポイントプログラム」と「資産形成プログラム」の2つの制度が対象です。

  1. auの投資信託ポイントプログラム:auの投資信託で「最大0.10%」還元
  2. 資産形成プログラム:投資信託の保有で「最大0.24%」還元

「auの投資信託ポイントプログラム」は、auスマート・ベーシック、auスマート・プライムのいずれかを保有することが条件です。auの通信契約をしている場合、還元率が2倍上がります。

また、auカブコム証券のクレカ積立については、au PAY カード・au PAY ゴールドカードを利用すると一律1.0%のPontaポイントが還元されます。

貯まったPontaポイントは「ポイント投資」に利用できます。1,400本以上の投資信託が対象であり、「100円以上1円単位」の少額から買付可能です。現金と併用することもでき、「プチ株」も買付けることができます。

GMOクリック証券|スマホアプリ
部門2年連続NO.1

GMOクリック証券-logo
スクロールできます
総合口座数投資信託
取扱数
現行つみたて
NISA対象商品
海外株式
ETF
単元未満株
取引
取引
手数料
クレカ積立対応
クレジット
カード
投資信託
保有による
ポイント還元率
クレカ積立
ポイント還元率
ポイントの
種類
取引ツール
100万口座以上
※2023年8月時点
約130本××
※売却・買取請求のみ
無料GMOクリック

GMOクリック証券のおすすめポイント

  • 1日定額プランの手数料が100万円まで
    無料
  • 27歳以下の人は現物取引の取引手数料
    が無料!
  • 高機能で使いやすい取引ツールが魅力!

GMOクリック証券は、株式はもちろん、FX、CFDの取引においても売買手数料が業界最安値水準です。
また、口座開設から維持費、入出金等も無料です。短期で積極的に取引したい人には、特におすすめです。

同社では、1日の合計約定代金で売買手数料が決まる「1日定額プラン」を用意しています。
このプランでは、1日100万円までの取引の売買手数料が無料となります。現物取引、制度信用取引、一般信用取引のすべてが対象なので、合計すると、1日に最大300万円まで手数料無料で取引できます。
また、1約定ごとに手数料が発生する「1約定ごとプラン」に関しても、大手ネット証券よりも安い価格設定になっています。

さらに、GMOクリック証券では以下のようなお得なサービスも提供しています。

GMOクリック証券の貸株サービス

GMOクリック証券の貸株サービスでは、保有株を貸し出すことで「レンタル料」として金利を受け取ることができます。長期間保有している株を、売却せずに配当金+貸株料の収益を得ながら、将来的な株価上昇による利益も狙うことができる、賢い株の運用方法です。

また、このサービスの大きな魅力のひとつは、「ボーナス金利」の銘柄が多く用意してあることです。2024年1月8日時点では、「1%以上のボーナス銘柄:803銘柄」となっています。
例えば、10万円分の株式を1年間貸し出すと、以下の金利を受けることができます。

貸株金利1.0%の場合10万円×1.0%=1,000円
貸株金利5.0%の場合10万円×5.0%=5,000円
貸株金利10.0%の場合10万円×1.0%=10,000円

「新NISA」
ネット証券会社の選び方

新NISAは、現行NISAと同様、「1人1口座」の制限があります。

複数の証券会社でNISA口座を同時に使用することができないため、証券会社選びは慎重に行わなければなりません。

しかし、たくさんの証券会社がある中、「どこが一番自分に合っているかわからない」「投資初心者でも利用しやすいところがいい」など、証券会社の選定は投資の初心者にとっては選択肢が多すぎて悩んでしまう人も多いでしょう。

新NISAの口座開設先を選ぶ際、参考にしていただきたいポイントを以下の6つにまとめました。

  1. 新NISA対象商品のラインナップ
    (自分が取引したい銘柄はある?)
  2. 手数料体系
    (取引コストは収益に影響する!)
  3. クレカ積立(ポイントが貯まる!)
  4. ポイントサービス
    (ポイント還元率が高いとお得!)
  5. 取引ツール
    (初心者は、操作性・取引画面の
    見やすさなど重視!)
  6. サポートサービス
    (初心者向けの無料講座・サポート体制
    ・ニュース配信など)

「新NISA」対象商品のラインナップ

証券会社を選ぶ際、まず注目したいのが、取り扱う商品のラインナップです。

取扱商品が多ければ多いほど、自分の「投資スタイル」や「理想的な投資」が実現可能になります。人気商品は大体の主要ネット証券会社で取り扱われていますが、「投資に慣れている」「チャレンジした投資をしたい」といった人は、あまり取り扱いのない、マイナーな商品に挑戦しようと思っていることでしょう。取り扱っている商品が多ければ多いほど、柔軟性の高いNISA運用が可能となります。

手数料体系

新NISAを利用すると、取引手数料・口座管理手数料・運用手数料などの手数料が発生する場合があります。

手数料は売買を行う度に発生するため、手数料が高いと取引コストがかさんでしまいます。より手数料を抑えた売買を行うことで、資金効率よく利益を得られるため、各証券会社の手数料を比較することは大切になります。

口座管理・国内株式・投資信託

スクロールできます
SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券GMOクリック証券
口座開設料
管理料
無料
国内株式
(国内ETF・ETN
・REITを含む)
※単元未満株を除く
買付・売却手数料無料
投資信託買付手数料無料

上記のとおり、現在は口座開設料・管理料、国内株式と投資信託の買付・売却手数料」はすべて無料です。

通常は手数料がかかる取引でも、新NISAで買付可能な投資信託は、取引手数料が原則発生しません。そのため、どの証券会社を選んでも取引手数料は無料です。

海外株式

国内株式の取引手数料と違って、外国株式の取引は各証券会社によって発生する取引手数料が異なります

各社の海外株式の取引手数料は以下のとおりです。手数料は、すべて「約定代金×表記パーセンテージ」です。

スクロールできます
SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券
米国株式0.495%0.495%0.495%0.495%0.495%
中国株式0.286%0.275%0.275%
(香港ドル)
アセアン株式ベトナム株式
:2.2%

インドネシア株式
:1.1%

シンガポール株式
:1.1%

タイ株式
:1.1%

マレーシア株式
:1.1%
1.1%
海外ETF買付手数料無料
(米国・中国・韓国)
買付手数料
全額キャッシュバック
(米国・中国・シンガポール)
米国ETF買い放題
プログラム:
17銘柄の

買付手数料
全額キャッシュバック
中国:0.275%

上記の5つのネット証券会社では、米国株式の取り扱いがあります。また、米国株式の取引手数料は約定代金の0.495%と変わりはありません。

中国株式においては、取り扱いのある「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」では、「楽天証券」「マネックス証券」が安いです。

さらに、アセアン株式においては、「SBI証券」と「楽天証券」のみ取り扱っています。ベトナム株式は、「SBI証券」に比べて「楽天証券」が安いです。

総合的に比較すると、「楽天証券」が多くの商品の取り扱いがあり、海外株式の取扱商品が多い「SBI証券」よりも安く取引ができることがわかります。

為替取引の手数料

スクロールできます
SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券
米ドル25銭25銭25銭25銭20銭
中国人民元20銭香港株:15銭
上海株:20銭
15銭
アセアン
各国通貨
ベトナムドン
:2.00円

インドネシアルピア
:0.03円


シンガポールドル
:0.83円


タイバーツ
:0.08円

マレーシアリンギット
:0.43円
適用為替
レート

クレカ積立

現在、多くのネット証券会社がクレジットカードによる積立サービス、「クレカ積立」を行っています。新NISAにも対応しています。

ほとんどの証券会社では、対象のクレジットカードで積立投資を行うと、積立額や条件達成によるポイントが還元される特典があります。貯められるポイントポイント還元率などのポイントサービスの内容は証券会社によって異なります。
ポイントサービスにこだわりたい人は、証券会社を選ぶ際に各社のポイント制度を理解し、比較することが大切です。

つみたてNISAで人気の投資信託である「三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」をクレカ積立した場合の、証券会社ごとのポイント還元率と対象のクレジットカードは以下のとおりです。

スクロールできます
証券会社
×
対象カード
還元率ポイント
種類
SBI証券
×
三井住友カード
0.5%~5.0%Vポイント
楽天証券
×
楽天カード
0.2%楽天
ポイント
マネックス証券
×
マネックスカード
1.1%マネックス
ポイント
auカブコム証券
×
au PAYカード
1%Ponta
ポイント

ポイントサービス

新NISAの利用で、「取引内容」や「保有残高」に応じてポイントが還元されるサービスは、ほとんどのネット証券会社で提供されています。新NISAで資産形成をしながら、お得にポイントを貯めることができます。

おすすめネット証券会社5社のポイントサービスの詳細は以下のとおりです。

スクロールできます
SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券auカブコム証券
投資信託の
保有による
ポイント還元率
0.10%

0.25%
毎月末時点の
投資信託の保有残高が、
はじめて基準残高に
到達した場合
月間平均保有金額
×
【(信託報酬率 – 0.3%)

×
ポイント増量分110%】

×
1/12
通常:
0.08%


指定銘柄:
0.03%


指定銘柄:
0%
最大0.24%
クレカ積立の
ポイント還元率
0.5%

5.0%
0.5%〜1.0%
※ポイント還元率は
ファンドの代行手数料に
基づき判定されます。
×1.1%1.0%
ポイント
サービス
Tポイント
Pontaポイント
dポイント
JALのマイル
Vポイント
楽天ポイント松井証券ポイントマネックスポイントPontaポイント

取引ツール

新NISAに限らず、投資において取引ツールが自分に適しているか適していないかは、投資の成功に大きく影響します

各ネット証券会社では、さまざまな取引ツールが提供されており、機能や精度は常にアップグレードされています。
しかし、投資家のレベルや経験値によって、ツールに求めるものは変わってきます。

初心者の人は、まずはシンプルで操作性に優れたツールでの運用から始めましょう。取引画面やチャートの見やすさ、注文方法、取引のヒントとなる情報配信などが、初心者向けであればあるほど使い勝手が良いでしょう。

初心者向けサポート体制

新NISAを利用するにあたって、定期的な買い付け、口座の運用、ファンドの動きなどのチェックをする必要があります。

投資の初心者は特に、取引や運用に簡単さ効率の良さを求めているのではないでしょうか。また、新NISAや他の投資について知識をつけたり、資産運用のサポートを受けたりなど、長期的な資産形成が行うためには充実したサポートが必要になります。

各証券会社の公式サイトでは、新NISAの取引に便利なツールやサービスが提供されています。ファンド検索機能や、投資について学べる無料講座・資料サポートデスクなどを実際に利用し、利便性・充実度などを比較することをおすすめします。

新NISA | 投資信託の選び方

まずは投資意向を明確にしよう

新NISAでの銘柄選びを始める前に、まず自分の投資意向を明確にしておく必要があります。特に、次のような点を中心に自分がどのような運用を行いたいか考えてみましょう。

  • 資産運用に取り組む目的
  • 運用期間
  • 運用金額
  • 目指したいリターン
  • 許容できる損失の大きさ

たとえば、資産運用に取り組む目的が「数十年先の老後資金」という人と、「10年後に大学へ進学する子どもの教育資金」という人では、銘柄選びのアプローチが全く異なります。

新NISAでは、ただ人気の銘柄を選ぶのではなく、自分の投資意向をきちんと踏まえた上でそれに合った銘柄を選ぶことが大切です。

新NISAでの投資信託銘柄選びのポイント

新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能となったため、より多くの銘柄の中から投資先を選べるようになりました。ここでは投資信託の中で、自分の投資意向に合った銘柄を見つけるために、次の5つのポイントを紹介します。

それぞれ詳しく解説していきます。

ファンドの種類 | 投資対象が株式なのか債券やそれ以外なのか

ひとくちに投資信託といっても、組み入れる資産によっていくつかの種類があります。

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組入資産株式債券REITコモディティ
リスク商品による
リターン商品による
特徴リターンを追求することができるが、その分リスクも大きくなる。値動きが安定しているものが多いが、得られるリターンも小さい傾向にある。不動産に投資するもので、定期的に分配金が受け取れる。金(ゴールド)や原油など。株式と異なる値動きをすることが多い。

また、これらの資産を組み合わせて運用するのが「バランスファンド」です。

どのような種類のファンドに投資するかでリターンとリスクが異なるため、自分の投資意向と照らし合わせながら投資先を絞ることが大切です。

たとえば、「リスクをとりながらリターンを追求したい」という人は株式ファンド、「安定的に運用したい」という人は債券ファンドへの投資を検討してみるとよいでしょう。

投資地域 | どの国・地域に投資しているのか

投資信託は、ファンドによって投資する地域が異なります。先ほどファンドの種類を紹介しましたが、株式ファンドの中にも投資地域によって次のような種類に分けられます。

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投資地域概要
国内国内の株式のみに投資するもの。為替リスクがない。
先進国アメリカやヨーロッパなど先進国に投資するもの。先進国の成長によってリターンを得られるが、為替リスクがある。
新興国中国やインドなど新興国に投資するもの。高い成長性によるリターンが期待されるものの、値動きが大きい傾向にある。
全世界国内や先進国、新興国などすべての地域に投資するもの。日本を除くものもある。

この投資地域による違いは、株式だけでなく債券やREITも同様です。

「為替の変動を避けたいので国内株式に投資する」、「リスクを取りながら新興国の成長性に投資したい」などリスクとリターンのバランスを考えながら投資地域を選ぶとよいでしょう。

以上の組入資産と投資地域のリスク・リターンの関係をまとめると以下のようになります。

組入資産・対象地域別リスクリターン
T&Dアセットマネジメント株式会社公式ページより

運用手法 | インデックス運用かアクティブ運用か

投資信託の銘柄選びは、運用手法も大切なポイントです。投資信託には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があり、それぞれ運用手法に次のような違いがあります。

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運用手法概要
インデックスファンド目標とする指数(ベンチマーク)に連動することを目指す。
アクティブファンド目標とする指数を上回ることを目指す。ベンチマークを設定しない場合もある。

インデックスファンドは、目標とする指数に採用される銘柄をそのまま組み入れるため運用コストが安く、値動きを把握しやすい特徴があります。

一方、アクティブファンドは「ファンドマネージャー」と呼ばれる人が銘柄を選定して運用する投資信託です。インデックスファンドに比べてコストがかさむ傾向にあるものの、市場平均を上回るリターンを期待できることや、自分では発掘できないような銘柄に投資できるメリットがあります。

「運用コストを抑えたい」、「値動きが分かりやすい銘柄が良い」という場合はインデックスファンド、「成長性のある中小型株に投資したい」、「高いリターンを狙いたい」という人はアクティブファンドを検討してみるとよいでしょう。

純資産総額の大きさ

純資産総額の大きさも注目したいポイントのひとつです。純資産総額とは、そのファンドの大きさを示す指標です。

たとえば、インデックスファンドの中には、同じ指数をベンチマークとするファンドがいくつもあります。「ベンチマークが一緒で、手数料もあまり変わらない」というときは、純資産総額の大きさを比較してみましょう。

純資産総額はそのファンドに集まっているお金の大きさを示しており、ファンドの人気度が分かるデータでもあります。純資産総額が小さいファンドは、運用が継続できずに繰上償還してしまうことも珍しくありません。

「似たようなファンドが多くて銘柄を絞れない」という場合は、より純資産総額が大きいファンドを選ぶのもひとつの方法です。

運用にかかるコスト | 「信託報酬」と「信託財産留保額」に注意

新NISAの銘柄選びでは、運用にかかるコストも欠かせないポイントです。

投資信託には、主に次のようなコストが発生します。

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手数料概要
購入手数料購入時にかかる手数料。つみたて投資枠の対象ファンドは購入手数料が無料となっている。
信託報酬投資信託の運用・管理にかかるコスト。信託財産の中から差し引かれ、ファンドを保有する投資家で負担する。
信託財産留保額投資信託を解約するときにかかる費用。ファンドによっては差し引かれないものもある。

つみたて投資枠だと購入手数料が無料になるので、ファンドによって大きく変動する信託報酬をよく比較する必要があります。信託報酬はファンドの運用・管理にかかるコストで、日々の信託財産の中から差し引かれる形で投資家が負担します。

ファンドを保有する限りかかり続けるコストであるため、新NISAのように長期保有を前提に運用する場合は、どれくらいのコストが発生するかよく理解しておかなければなりません。

信託財産は、ファンドの「交付目論見書」の中で確認することができます。交付目論見書には購入手数料や信託財産留保額も記載されていますので、必ず購入前に確認するようにしましょう。

投資信託は複数を組み合わせてもOK、自分のポートフォリオを作ろう!

投資信託の銘柄選びは、1つのファンドに絞る必要はありません。むしろリスクを低減するためには、1つのファンドに集中投資するのではなく、複数のファンドに分散投資することが大切です。

その際は、異なる値動きをするものに分散投資することを心がけましょう。

たとえば、S&P500をベンチマークとするファンドを複数保有していても、それは分散投資とはいえません。たとえファンドが分かれていても、投資する先が同じであるためです。

分散投資の効果を得るためには、投資先の地域や資産クラス、運用手法などが異なるファンドを組み合わせることが大切です。例として、次のような組み合わせは分散投資の効果が得られやすいとされています。

  • 国内株式と海外債券
  • 海外株式とコモディティ
  • 国内債券と国内REIT

銘柄選定を行う際は、保有資産全体のバランスを考えて、特定の地域や資産クラスなどに偏らないように注意しましょう。

また独自の投資信託の組み合わせ(ポートフォリオ)ができた後も、「崩れる」場合もあるため、作成した後は注意が必要です。

ポートフォリオは複数の金融商品で成り立っているものであり、各資産の値動きが異なるため、長期的な運用を行っていると全体の比率にズレが生じてしまいます。このズレを放置したままにしてしまうと、知らないうちに高いリスクを負っていることになったり、逆に狙っていたリターンを遥かに下回る運用をしてしまうかもしれません。年に一度は売買で全体の比率を元に戻す「リバランス」を行うことが重要です。

新NISAで銘柄を選ぶときに知っておきたい注意点

新NISAで銘柄を選ぶときは、次の4つのポイントを知っておく必要があります。

金融機関によって取扱銘柄が異なる

新NISAでは、つみたて投資枠で約280本 、成長投資枠で約1,800本 のファンドが投資対象となっています(2024年2月現在)。しかし、金融機関はこの全てを取り扱っているわけではなく、どの金融機関を利用するかによって購入できる投資信託が異なります

NISA口座は複数の金融機関に開設することができないため、購入したいファンドが決まったら、そのファンドを取り扱っている金融機関を調べて口座開設を行いましょう。

取扱金融機関は、ファンドの運用会社や日本経済新聞の公式サイトで確認することができます。

また、その際は金融機関の取扱銘柄数についても確認することが重要です。今後、投資意向が変化したり、投資金額を増やしたりする場合には、他のファンドを購入することもあるでしょう。

取扱銘柄が多い金融機関を利用していれば、より多くの選択肢の中から投資先を選ぶことができます。新NISAの活用の幅を広げるためにも、なるべく取扱銘柄の多い金融機関を利用することがおすすめです。

取扱商品数を比較すると、楽天証券SBI証券が最も多いです。

スクロールできます
楽天証券SBI証券松井証券マネックス証券auカブコム証券GMOクリック証券
投資信託取扱商品数2556本2600本1761本1607本1702本約130本
現行つみたてNISA対象商品204本210本212本199本207本記載なし

成長投資枠で買えるのは最大1,200万円まで

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの非課税枠があり、どちらも併用することが可能です。従来のNISA制度ではつみたてNISAと一般NISAのいずれかを選ぶ必要があったため、新NISAではより活用の幅が広がったといえます。

その活用方法には「つみたて投資枠(or成長投資枠)だけを利用する」、「2つを併用する」などさまざまなパターンがありますが、注意したいのが「成長投資枠で購入できるのは最大1,200万円まで」という点です。

新NISAでは、1人あたり1,800万円までの生涯非課税限度額が設けられています。ただし、成長投資枠での投資については、そのうち1,200万円までという制限があります。

すべて非課税枠を使い切りたい場合は、つみたて投資枠も併用する運用計画を立てるようにしましょう。

一方、つみたて投資枠にはこうした上限額が設けられていません。つみたて投資枠の対象ファンドを購入する場合は、成長投資枠を併用しなくても生涯非課税限度額の1,800万円を消費することが可能です。

非課税枠が復活するのは翌年

新NISAでは、生涯非課税限度額の1,800万円に達しても、保有分を売却すればその分の非課税枠を再利用することができます

新NISA非課税枠復活
楽天証券公式ページより

しかし、非課税枠が復活するのは売却した「翌年」です。売却した年内に再利用することはできないため注意しましょう。

また、再利用できるのは生涯非課税限度額だけで、年内の非課税枠は再利用することはできません。分かりやすく具体的な例で考えてみましょう。

仮に、成長投資枠でAファンドを200万円購入して、すぐに値上がりしたことから同じ年に売却したとします。年内の非課税枠は再利用ができないので、この年に成長投資枠で投資できるのは残りの40万円です。

短期的な売買を繰り返していると、あっという間に年内の非課税枠を消費してしまうこともあるかもしれません。非課税枠を有効活用するためには、長期投資を前提とした銘柄を選ぶことが大切です。

損益通算ができない

NISA口座は損益通算ができない点にも注意が必要です。損益通算とは、利益が出たファンドと損失が出たファンドを相殺する仕組みを指します。

たとえば、課税口座ではAファンドで20万円の利益、Bファンドで10万円の損失が出たときに、2つを相殺して合計10万円の利益とみなすことができます。

しかし、NISA口座では損益通算ができないことから、損失が発生したときに税制上で有効活用する方法がありません。また、課税口座のように損失を翌年以降に繰り越すこともできません。

NISA口座は利益が出なければ制度の恩恵を受けることができないため、長期的な成長が期待できる銘柄を選ぶようにするとよいでしょう。

「新NISA」
つみたて投資枠|おすすめ銘柄5選

新NISAでは、現行NISAと同様に投資信託やETF、株式などさまざまな金融商品の取引が行えます。

しかし、初めてNISAを始める人は、商品選びに苦戦してしまうかもしれません。
以下より、新NISAにおすすめの銘柄をつみたて投資枠」「成長投資枠別で紹介・解説します。

つみたて投資枠では、金融庁の定める基準をクリアした投資信託の買い付けが行えます。
現行つみたてNISAと同様の基準となるため、「手数料が安い」「頻繁に分配金が支払われない」といった基準を満たすファンドが対象となります。

スクロールできます
ファンド名特徴1年リターン
(年率)
5年リターン
(年率)
全世界株式eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
MSCIオール・カントリー・
ワールド・インデックスへの
連動をめざして運用
+20.99%+100.46%
たわらノーロード全世界株式MSCIオール・カントリー・
ワールド・インデックスへの
連動をめざして運用
+20.96%
米国株式iFree S&P500
インデックス
S&P500指数への
連動をめざして運用
+23.30%+129.44%
eMAXIS Slim米国株式
(S&P500)
S&P500指数への
連動をめざして運用
-1.67%+14.11%
先進国株式たわらノーロード先進国株式MSCIコクサイ・インデックスへの
連動をめざして運用
+22.19%+113.91%

eMAXIS Slim全世界株式
(オール・カントリー)

運用会社三菱UFJ
アセットマネジメント
運用
区分
インデックス型
分類グローバル株式
(先進・新興複合)
為替リスクあり
リターン
(年率)
1年:+20.99%
3年:+65.63%
5年:+100.46%
信託
報酬
0.05775%
基準
価額
20,930円

資産額
1兆8043億円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

主として「外国株式インデックスマザーファンド」「新興国株式インデックスマザーファンド」「日本株式インデックスマザーファンド」を通じて、日本含む先進国・新興国の株式などに投資し、「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス」に連動する投資成績を目指します。

投資信託1本だけで全世界に投資したい人におすすめです。
ただ、先進国への投資比率が80~90%となっており、うち約60%が米国が占めていることには注意が必要です。

たわらノーロード全世界株式

運用会社アセットマネジメントOne
運用
区分
インデックス型
分類グローバル株式(先進・新興複合)
為替リスクあり
リターン
(年率)
1年:+20.96%
3年:+65.27%
信託
報酬
0.1133%
基準
価額
19,513円

資産額
120億9300万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

iFree S&P500
インデックス

運用会社大和アセットマネジメント
運用
区分
インデックス型
分類先進国株式 – 北米
為替リスクあり
リターン
(年率)
1年:+23.30%
3年:+83.18%
5年:+129.44%
信託
報酬
0.198%
基準
価額
27,148円

資産額
1,412億2,100万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

eMAXIS Slim米国株式
(S&P500)

運用会社三菱UFJアセットマネジメント
運用
区分
インデックス型
分類先進国株式 – 北米
為替リスクあり
リターン
(年率)
1年:-1.67%
3年:+21.55%
5年:+14.11%
信託
報酬
0.09372 %
基準
価額
24,398円

資産額
3兆52億円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

たわらノーロード先進国株式

運用会社アセットマネジメントOne
運用
区分
インデックス型
分類先進国株式 – その他(グローバル)
為替リスクあり
リターン
(年率)
1年:+22.19%
3年:+75.07%
5年:+113.91%
信託
報酬
0.09889%
基準
価額
27,257円

資産額
4,261億5,200万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

「新NISA」
成長投資枠|おすすめ銘柄7選

スクロールできます
ファンド名特徴1年リターン
(年率)
5年リターン
(年率)
国内株式日経平均高配当
利回り株ファンド
日経平均株価採用銘柄の中から、
予想配当利回りの

上位30銘柄を選定
44.75%15.10%
日本好配当リ
バランスオープン
日経500種平均株価採用銘柄の中から、
予想配当利回りの

高い上位70銘柄程度を選定
31.68%12.43%
国際株式SBI・V・S&P500
インデックス・ファンド
(SBI・V・S&P500)
バンガード・S&P500 ETF
に投資
23.38%
三菱UFJ純金ファンド
(ファインゴールド)
純金の価格変動に連動する
投資成果を目指す
21.90%15.44%
楽天・全米株式
インデックス・ファンド
(楽天・VTI)
CRSP USトータル・
マーケット・インデックスに
連動する成果を目指す
22.10%17.27%
バランス型つみたて8資産均等
バランス
日本を含む世界各国の
株式、公社債、リート等の
合成ベンチマークに
連動する成果を目指す
10.40%7.18%
iFree 8資産
バランス
8つの資産クラスに分散投資10.69%7.08%

成長投資枠では、上場株式、上場投資信託、上場投資法人などの取引が行えます。

ただし、投資信託については、以下の条件に当てはまるファンドは対象外となる見込みです。

  • 信託期間が20年未満のファンド
  • 高レバレッジ型のファンド
  • 毎月分配型のファンド
  • 整理銘柄
  • 監理銘柄

日経平均高配当
利回り株ファンド

スクロールできます
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
運用
区分
アクティブ型
分類国内株式
その他(大型等)
為替リスクなし
直近分配金270円
トータル
リターン
1年:+44.75%
3年:+33.46%
5年:+15.10%
基準
価額
15,959円
信託報酬年率0.693%
資産
総額
495億7500万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

日本好配当リバランスオープン

スクロールできます
運用会社三菱UFJ信託銀行
運用
区分
アクティブ型
分類国内株式 – その他(大型等)
為替リスクなし
直近
分配金
40円
リターン
(年率)
1年:+31.68%
3年:+105.86%
5年:+79.68%
信託
報酬
年率0.913%
基準
価額
13,136円

資産額
1,563億6,200万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

SBI・V・S&P500
インデックス・ファンド
(SBI・V・S&P500)

スクロールできます
運用会社SBIアセットマネジメント
運用
区分
インデックス型
分類先進国株式 – 北米
為替リスクあり
直近
分配金
0円
リターン
(年率)
1年:+23.38%
3年:+83.31%
信託
報酬
年率0.0938%
基準
価額
22,335円

資産額
1兆2307億円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

三菱UFJ純金ファンド
(ファインゴールド)

スクロールできます
運用会社三菱UFJアセットマネジメント
運用
区分
アクティブ型
分類コモディティ – 金
為替リスクなし
直近
分配金
0円
トータル
リターン
1年:+21.90%
3年:+58.00%
5年:+105.05%
基準
価額
23,139円
信託
報酬
0.99%
資産
総額
1,495億8,600万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

楽天・全米株式インデックス
・ファンド(楽天・VTI)

スクロールできます
運用会社楽天投信投資顧問
運用
区分
インデックス型
分類先進国株式 – 北米
為替リスクあり
直近
分配金
0円
トータル
リターン
1年:+22.10%
3年:+75.25%
5年:+121.75%
基準
価額
25,040円
信託報酬0.162%
資産
総額
1兆2206億円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

つみたて8資産均等バランス

スクロールできます
運用会社三菱UFJ
アセットマネジメント
運用
区分
インデックス型
分類バランス
アロケーション固定(中リスク)
為替リスクあり
トータル
リターン
1年:+10.40%
3年:+30.10%
5年:+41.44%
基準
価額
14,884円
信託
報酬
0.242%
資産
総額
1,146億8,900万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

iFree 8資産バランス

スクロールできます
運用会社大和アセットマネジメント
運用
区分
アクティブ型
分類バランス
アロケーション固定(中リスク)
為替リスクあり
トータル
リターン
1年:+10.40%
3年:+30.10%
5年:+41.44%
基準
価額
16,558円
信託
報酬
0.242%
資産
総額
643億5,100万円
取引可能
証券会社
楽天証券SBI証券
松井証券
マネックス証券
GMOクリック証券
auカブコム証券
2023年12月28日現在

「新NISA」のために
今すぐやるべきこととは?

  1. 駆け込みで現行NISAをはじめよう
    早ければ早いほど有利!
  2. 家計管理で投資額を増やす!

新制度まで待ったら勿体ない!?
2023年にNISAをはじめよう

新NISAでは、非課税保有額が、買付ベースで1,800万円までと決まっています。
しかし、2023年までの現行NISAとは別勘定になるため、今年中に始めることで生涯の非課税保有額を上乗せできます。

2023年にNISAを始めておくと…

新NISAの非課税保有額:
最大1,800万円

つみたてNISAの投資枠:
最大40万円

または、一般NISAの投資枠:
最大120万円

たとえば、つみたてNISAを今から始めておけば、保有できる非課税枠は40万円分増えるということです。
また、つみたてNISAは毎月の積立額や積立日、分配コースなどの初期設定を済ませるだけで、あとは毎月自動で積立を行ってくれます。投資したい商品さえ決まっていれば、5分もかからずにNISAがスタートできます。

ただし、つみたてNISAの非課税保有期間には時間制限があるため注意が必要です。
最大限に非課税メリットを活用するには、以下のいずれかを行いましょう。

  • 2024年までに売却し、そのまま出金する
  • 非課税保有枠に余裕があれば新NISAに
    移し替える

つみたてNISAについては以下記事で詳しく解説しています。

無理のない投資は家計管理が必須!

「新NISA」は、100円から始められるため、事前にまとまった資金は必要ありません。

しかし、将来の資産をなるべく増やしたいという目標があるならば、投資額は多ければ多いほど良いでしょう。
そこで重要になるのは、今の「家計の状況を把握する」ことです。「おおよそ○○円なら投資に回せる!」という目途も立たないまま投資の計画をしても、家計が赤字であれば投資を始めることはできません。まずは生活費を見直し、投資に使えるお金が準備できるか的確に判断することから始めましょう。

また、投資はイレギュラーに取り組むものではありません。「ボーナスがあった時だけ」「副収入があった時だけ」に投資を行っても、NISAを最大限に活かすことはできませんし、資産が思うように増えることもないでしょう。
毎月の生活費、削減できる浪費を把握し、全体の収入のうち「約6分の1」を毎月投資に使える金額として設定しましょう。支出の内訳管理を行い、「投資に回すお金」は支出全体で管理することが大切です。

「新NISA」おすすめネット証券会社|よくある質問(Q&A)

新制度になって手続きは複雑になりますか。

現行NISA(一般・つみたて)を利用している人については、新制度開始時に新しいNISA口座が自動的に設定されます。新NISAの手続きは複雑ではありません。こちらで「新NISA」の改正ポイントを解説しています。

新NISAを始める際、既に現行NISAで保有している商品は、売却する必要はありますか。

現行NISAで保有している商品を売却する必要はありません。購入時から一般NISAは5年間、つみたてNISAは20年間、そのまま非課税で保有できます。ただし、非課税期間終了後、新しいNISA制度にロールオーバーすることはできません。

現行NISAから新NISAの制度に変更される際、金融機関は変更できますか。

金融機関の変更は可能です。

ジュニアNISAで保有している商品は、 新NISA制度適応に伴い、どのように取り扱われますか。

現行のジュニアNISAで投資した商品については、非課税期間(5年)終了後、自動的に継続管理勘定に移管され、18歳になるまで非課税で保有できます。

新NISAを前に現行NISAを始める意味はありますか。

始める意味は大いにあります。

新NISAと現行NISAは別の制度となっています。そのため、現行NISAを利用したかどうかにかかわらず、新NISAの非課税制度の1,800万円は、誰もが平等に生涯利用できるようになっています。

また、投資で大きなリターンを得るには、できるだけ長期にわたって投資を継続することがポイントです。新NISAがもうすぐで始まりますが、今からでも現行NISAを始める方が良いでしょう。

「新NISA」
おすすめネット証券会社|まとめ

2024年からスタートする「新NISA」制度を上手に活用するためには、口座開設をするネット証券会社取引する金融商品の選定を慎重に行うことが重要です。証券会社の商品ラインナップ、取引手数料、ポイントサービス、取引ツールなど、各証券会社によって提供するものはさまざまです。長期的に不便なく利用できる証券会社を見極めることは、自分の投資目標を達成する近道となります。

また、投資商品についても証券会社の選定と同じように重要です。
各商品によってリスク・リターンが異なり、自分の運用スタイルに合っていない商品を取引すると、失敗して損失となる可能性が大きくなってしまいます。投資に慣れていない人や投資額が少ない人は、まずは安定型のポートフォリオを作成し、値動きの少ない商品の取引からスタートすると良いでしょう。

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記事執筆者
MONEYREACH 編集部

監修者
株式会社Zaif
(本稿は筆者の意見であり、筆者の所属する会社の意見ではありません)


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