用語集

コスプレトークン(COT)

ビットコインや暗号資産に関する、お役立ち用語をわかりやすくご紹介!

基本情報

日本語名称:コスプレトークン
現地名称:Cosplay Token
ティッカーコード:COT
発行体:Cure Holdings
発行年月:2018年3月

コスプレトークンとは?

株式会社キュアが運営する世界最大級のコスプレプラットフォーム「World Cosplay」内で使用できる暗号資産です。世界中のクリエイター(コスプレイヤー、コスチュームを活用したアーティスト)へファンがコスプレトークンで応援する事ができ、返礼品としてランダムにさまざまなNFT(非代替性トークン)を入手することが可能です。得られたNFTをファン同士でトレードや売買することもでき、トレーディングカードとしてのエンタメ要素もあります。
イーサリアムブロックチェーン上で発行されるトークンの規格である ERC20 に準拠して発行されたトークンです。コンセンサスアルゴリズム(価値移転記録の信頼性確保の仕組み)としては「Proof of Work」を採用しています。

コスプレトークンの特徴

コスプレトークンを語る上で欠かせないのが、コスプレ市場の存在です。コスプレは近年爆発的な成長を遂げており、「コスプレは自身の趣味、嗜好」とされている中で、多くの人が多額の資金を費やしています。チャイナ・リサーチ・アンド・インテリジェンス(CRI)の調査によると、コスプレのウィッグやコスチュームに費やされた資金は2017年で17.8億米ドルに達しました(メイク道具や生地代を含む)。
しかし、イベントのチケット、撮影、宿泊費、交通費などその他の費用を考慮すると、実際にはもっと大きい額が費やされていることが予測できます。更に、参加者の59%は1イベントにつき100ー500米ドル分の商品を購入し、10%はそれ以上の額を購入するとEventBrite社は指摘しています。
コスプレ市場の規模は明確にはされていませんが、その市場はおよそ250ー500億米ドル規模になることが予測され、今も成長し続けています。(2010年より15%ずつ成長)。しかし、映画、アニメ、漫画、ゲーム市場が総額1,800億米ドルに及ぶこと、業界の課題によりコスプレが人々にとってまだ気軽に始められるものではないことを踏まえると、この市場は実際より多くのポテンシャルを秘めていると考えられます。

その他

「World Cosplay」で扱われるコスプレトークンの主な使い道は「投げ銭」です。「投げ銭」とは、インターネットで公開されているコンテンツや人に対して、ファンがお金を送金することです。
コミュニティが確立されているコスプレ業界では投げ銭の文化が深く根付いているため、国籍に関係なく投げ銭できるコスプレトークンには大きな需要があるかもしれません。