用語集

フィスココイン(FSCC)

ビットコインや暗号資産に関する、お役立ち用語をわかりやすくご紹介!

基本情報

日本語名称:フィスココイン
現地名称:FISCO COIN
ティッカーコード:FSCC
発行体:株式会社フィスコ
発行年月:2016年10月

フィスココインとは?

フィスココインは、株式会社フィスコが発行する企業トークンです。決済等を通じて、実体経済(商品やサービスの生産・販売や設備投資など、金銭に対する具体的な対価がともなう経済活動)で使用する機会(FSCC経済圏)の拡大を目標としています。
イーサリアムブロックチェーン上で発行されるトークンの規格である ERC20 に準拠して発行されたトークンです。上場企業により発行された、暗号資産交換業者において取り扱われている、日本で数少ないコインであるといえます。なお、コンセンサスアルゴリズム(価値移転記録の信頼性確保の仕組み)としては「Proof of Work」を採用しています。

フィスココインの特徴

FSCC 経済圏の持続的発展を通じて、国内の分散型金融の発展、さらには、次なる金融サービスの担い手となり、国富の形成を促す存在を目指すとしています。

FSCC 経済圏とは

  • FSCC 経済圏とは、株式会社フィスコが発行した FSCC を使用できる場を用意した新しい経済の形です。例えば、決済手段、FSCC レンディング、FISCO NFT Marketplace等における利用が予定されています。
  • 発行体の株式会社フィスコは、国内の株式市場に上場している企業(約 3,700 社)のうち、500 社超の企業を顧客として抱えています。また、株式会社フィスコの金融情報配信サービスは 60 万を超える会員に利用されています。
  • 発行体の株式会社フィスコが目指しているのは、効率的で、透明性があり、分散型技術を活用した金融サービスを実社会に実装することです。
  • 日本は世界でも有数の金融資産残高を誇ります。第4次産業革命の到来、デジタルイノベーションの台頭によって、投資資金は暗号資産へシフトしつつあり、資産形成の観点から、分散型金融が注目を集めています。
  • 発行体の株式会社フィスコは、自ら FSCC 経済圏を立ち上げ、そのコミュニティを持続的に発展させていただくことで、国内の分散型金融の発展、さらには、次なる金融サービスの担い手を目指すとしています。

その他

発行体の株式会社フィスコは、2021年11月8日に、FSCCの焼却(バーン)の実施および株主優待の実施を公表しています。2021年12月末基準の株主に対して、従来の株主優待の「クラブフィスコIPOナビ(リミテッド)」に加えて、500円相当のFSCCも進呈するとのことです。